スパイダーマン・ホームカミング SPIDER-MAN Homecoming  説明しなくても分かるよね

スパイダーマンホームカミング(SPIDER-MAN Homecoming)

監督

ジョン・ワッツ

出演

・ピーターパーカー/スパイダーマントム・ホランド

・エイドリアン・トゥームス/バルチャー:マイケル・キートン

・ハッピー・ホーガン:ジョン・ファブロー

・ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロー

・ミシェル:ゼンデイヤ

・アーロン・デイヴィス:ドナルド・グローヴァ―

・ネッド:ジェイコブ・バタロン

・リズ:ローラ・ハリアー

・フラッシュ:トニー・レヴォオリ

・ショッカー2:ボギーム・ウッドバイン

・アン・マリー・ホーグ:タイン・デイリー

・メイおばさん:マリサ・トメイ

・トニースターク/アイアンマン:ロバート・ダウニー・Jr

 

予告編

www.youtube.com

 

<あらすじ>

‘『アベンジャーズ』でのニューヨーク決戦後、エイドリアン・トゥームスの会社が瓦礫の撤去作業を行っていた。しかし、チタウリ軍の武器の欠片が大量に混入した瓦礫の危険性を考慮し、政府は急遽、瓦礫を回収する新組織「ダメージ・コントロール局」を設立。解雇となったトゥームスたちは激怒し、ある企みを抱いて瓦礫を隠してしまう。

 その数年後。『シビルウォー/キャプテンアメリカ』のヒーロー決戦に参入したスパイダーマンだが、戦場で一人舞い上がり、どこかお祭り気分。戦いを終え、自宅に帰ったピーターは、「いずれ連絡する」というトニー・スタークの言葉を信じて待ち続けたが、数か月たっても連絡は来ない。そわそわし続けるピーターは学業もおろそかにし、憧れの美少女・リズがリーダーを務める全米学力コンテストへの参加も断ってしまう。

 そんなある日、パトロール中の彼はATM強盗を目撃する。紫色の光を放つ強力な武器を持つ彼らと戦ったピーターはすぐにスタ―クに報告に向かうが、忙しいからと相手にされなかった。だがその後、あの紫色の光を見つけたピーターはすぐに現場に急行する。それは、トゥームスがチタウリの武器の欠片をもとに部下に作らせた新兵器だった。翼と鉤爪を備えたウィング・スーツを着たトゥームスは、邪魔者のスパイダーマンを捕まえ、上空から放り出した。危機一髪のスパイダーマンアイアンマンが救出する。「危ないことをするな」と説教され、帰らされてしまうピーターだが、自分の真価を示したくて仕方ない彼は聞く耳を持たなかった。

 ピーターはバルチャーのいるワシントンD.C.に向かうため、その地で開催される全米学力コンテストに参加することを決める。現地でのネッドの協力のもとスーツの安全装置を外し、フルパワーでバルチャーとの闘いに向かったが、やはり歯がたたず、全米学力コンテストを無断欠席するはめになる。その上ネッドに預けた紫色のパワー源が爆発し、リズや先生まで危険にさらしてしまう。そしてピーターは、港で行われるトゥームス一味の取引を止めようとして大勢の人々を危険な目に遭わせてしまった。アーマーで駆けつけたスタークはその勝手な行動に怒り、スーツを取り上げる。

 私生活では周囲の人々の信頼を裏切り、ヒーローとしても一人前になれなかった。ピーターは反省し、普通の高校生活をきちんと送ることを決意する。やがて彼はリズに想いを伝え、一緒にホームカミング・パーティーを迎えた。だが、その当日、バルチャーの不吉な影が彼に覆いかぶさる‘・・・パンフレットより

 

<感想>

 公開日8月11日(金)にみてきました。お盆休み初日のお昼ということもあり、席は8割ぐらい埋まってたかな。


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 今作はソニーが手掛けた1~3までの無印と1~2までのアメイジングに続いて、3つ目となるマーベル版スパイダーマンということでした。無印は少し暗い雰囲気が漂っていていい意味でアメコミっぽい感じでしたが、今回のスパイダーマンはそんな雰囲気は見られず、笑いどころありのコメディチックでまさにマーベルって感じがみられました。ただ中盤のパーティに行くためリズを家に迎えに行った時の。緩急はえげつなかった。一瞬「えっ」って心臓止まってしまいそうになりました。予想してなかった。やられました。

 今作の重要な点は、スパイダーマンになった過程やメイおばさんの夫の死等の説明をすっ飛ばしているという点です。スパイダーマンというのはアメリカでは皆が知っていて当然の存在であるし、すでに過去に映画化されていますから長ったらしく説明するより、その分ストーリーにあてようということでしょう。他作ですがデッドプールの生い立ちは長かったですしね。僕はスパイダーマンは過去作は全部見ていたので問題無かったですが、日本人にとってはスパイダーマンを皆が知っているわけではないですから、いろいろと疑問に思う人もいると思います。なので事前にある程度の知識を持って見た方が楽しめると思います。でも、別になんの知識もなくまっさらな状態で見に行っても大丈夫な映画だと思います。マーベルの過去作や過去のスパイダーマンシリーズを見ていなくても十分話しは理解できますし、楽しめます。ただ、見ておいた方が良いとは思います。「いやヒロインお前かい!」「こいつ出てくるんかい」「このシーンあのシーンと同じだな」とか思うと思いますよ。

 僕は主人公より敵を好きになるタイプなんですが、予告編を見てなんかこいつ敵として魅力がないなと思ったんですね、機械の翼つけて飛んでるだけやん、雑魚かよと…

ですがそんなことありませんでした!!今作の敵(ヴィラン)はトゥームス(バルチャー)で、マイケルキートンが演じているんですが、こいつには信念があるんですよ

「家族を守りたい」という固い信念があるんですね、もとから悪い人ではないんですよね、やり方を間違えて後に引けなくなっちゃったって感じで。マイケルキートンンの表情も鬼気迫るものがあったりして迫力があります。あと、うまく活用できて無かった気がするけど持ってる武器超強い。あったら即死かな?

 どこかのレビューサイトで「もっといっぱいヒーローが出てくると思った」と低い点数をつけてらっしゃる人がいました。出てきませんよ。なんで出てくると思ったのか。アイアンマンがちょこちょこ、キャプテンアメリカがちょこぐらい出てきます。アイアンマンことトニースタークが、主人公に説教するシーンがあるんですけど、昔好き勝手やってたトニースタークが「責任」という言葉を使って説教するんですね。トニーも大人になりましたよ(上から目線)笑。

 マーベル映画ということもあって、ダイナミックではらはらさせられるシーン盛だくさんでした。やっぱりお金かけてるんですかね?船のシーンなんか特撮だそうですよ。全部CGってわけじゃないんだって。

 タイトルのホームカミングとは「帰郷」という意味で、スパイダーマンが新しくなって帰ってきたよ、というように私は受け取れました。

 ということで僕はスパイダーマンホームカミングは

星4つでした。